沖縄県で、過去最高額となる2億2000万円のSNS型投資詐欺が発生しました。
SNSを通じた投資詐欺は年々巧妙化しており、誰もが被害に遭う可能性があります。
本記事では、事件の詳細や詐欺の手口、対策について詳しく解説します。
正しい知識を身につけ、詐欺の被害を未然に防ぎましょう。
事件の詳細

被害者の情報
被害者は沖縄本島中部に住む60代の会社役員の男性です。詐欺グループの巧妙な手口により、多額の資金を騙し取られました。
被害額と発生時期
被害額は2億2000万円に上り、沖縄県内では過去最高額の投資詐欺となりました。詐欺は2024年11月から2025年2月にかけて発生しました。
被害者が詐欺に気づかなかった理由
詐欺グループは綿密に計画された手法を用い、被害者が疑念を抱かないようにしていました。
グループ内では他の投資家とされる人物が「利益が出た」と報告し、安心感を与えることで、被害者の警戒心を解いていました。
また、実際の株式市場と同じ値動きを示す偽サイトを使用し、本物の取引と錯覚させる手法が取られていました。
詐欺の手口

1. SNS広告をきっかけに誘導
被害者はインスタグラムで架空の証券会社の広告を目にしました。
その後、「資産倍増実績グループ」というLINEグループに招待されました。
2. グループ内で信頼を獲得
グループ内では、他の参加者が多額の利益を得ているように見せかける投稿が繰り返されました。
被害者はそれを信じ、投資を決断しました。
3. 偽サイトへの誘導
「先生」と呼ばれる人物が投資の指示を出し、被害者は実在する株式と同じ値動きを示す偽の取引サイトに誘導されました。
このサイトは本物そっくりに作られており、被害者は信用してしまいました。
4. 多額の振込とさらなる要求
被害者は計17回にわたり、合計2億2000万円を振り込みました。
その後、詐欺グループは被害者に対して約6億5000万円の利益が出たと偽り、出金の際に3000万円の手数料を要求しました。
5. 被害発覚と警察への相談
3000万円の手数料を要求された時点で不審に思った被害者が警察に相談し、詐欺であることが発覚しました。
沖縄県警の注意喚起

沖縄県警は、SNSで知り合った相手から投資の話が持ちかけられた場合、詐欺を疑い、家族や友人、警察に相談するよう注意を呼びかけています。特に以下の点に注意が必要です。
- SNS上の投資広告は疑うこと。
- 知らない人からのLINEグループ招待は拒否すること。
- 出金の際に追加の手数料を求められたら詐欺を疑うこと。
- 投資の勧誘を受けた場合は、まず金融庁の登録業者リストを確認すること。
- 知人や家族が突然投資に関心を持ち始めた場合は注意を促すこと。
SNS型投資詐欺の対策

1. SNS上の投資広告に警戒する
「短期間で大きな利益が得られる」「リスクなし」などの甘い言葉には要注意です。
2. 知らない人のグループ招待は拒否する
LINEやSNSでのグループ招待には慎重に対応し、不審に思ったらすぐに退出しましょう。
3. 金融庁に登録されていない業者は利用しない
金融庁の公式サイトで業者の登録状況を確認し、無登録の業者とは取引しないようにしましょう。
4. SNSの通報機能を活用する
LINEなどには通報機能やメッセージの受信拒否設定があるため、不審なアカウントからの接触を防ぐことができます。
5. 著名人を装った勧誘に注意する
有名投資家やインフルエンサーを装った詐欺が増えているため、公式アカウントかどうかを確認し、安易に信用しないことが大切です。
6. 家族や知人と情報を共有する
詐欺の手口を知り、家族や友人と情報を共有することで、被害を未然に防ぐことができます。特に高齢者は狙われやすいため、周囲のサポートが重要です。
まとめ
- 沖縄県で2億2000万円のSNS型投資詐欺が発生しました。
- インスタグラム広告からLINEグループへ誘導されました。
- 偽サイトを使用し、投資を装った手口でした。
- 被害者は17回の振込で多額の資金を失いました。
- SNSの投資話は詐欺を疑い、警察や金融庁に相談が必要です。